経筒出土の地


出土したのは画像右側の竹林
 
 高さ108mm外形47mm

昭和11年道路拡張工事の際、長渡姥婆の竹林(写真右側)にあった経塚から、室町時代の大永8年8月の製作とされる経筒が出土。(牡鹿町教育委員会で保管)
経塚とは平安中期の末法思想に基づいて、弥勒菩薩再生の日まで地下に経文を埋伏して保存し、その功徳によって現生の安隠と死後の極楽往生を願う教えから、名山景勝の地を選んで営まれたが、経筒はその埋経の容器で銅製品も多いが、陶製や石製もある。

       

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