網地島の野鳥

私はスズメ目を中心とした野鳥が好きで、島の学校に通っていた頃はシジュウカラ、メジロ、マヒワ、カワラヒワ、ヤマガラ、セキレイ、シメ、ウソ、キクイタダキ、ミソサザイなど色々な鳥を飼っていました。島を離れた以降には野鳥を飼う事もなくなりましたが、それでも野鳥に出遭う度に鳴声に心を躍らせています。

過去に日本国内で確認された野鳥の数は約５５０種で、その中の約３６０種が宮城県内でも確認されています。網地島で確認された野鳥の正確な数は不明ですが、県の行った或る調査によると１月から４月までの短期間に約１２０種を確認した報告もあります。

網地島は鳥獣保護区に指定されており、バードウオッチングや探鳥会に訪れる方々も少なくありません。特に当地は海岸の近くから海鳥を観察できる稀なロケーションとの事で種類も多いそうです。日本野鳥の会宮城県支部では毎年網地島で探鳥会を行っておりますが、その内容は日本野鳥の会宮城県支部会員の個人サイト『いがのフィールドノートhttp://starling.dyndns.org/~iga/』で公開されています。

以前から当研究所のデーターベースに野鳥の種名リストも加えたいと思っていましたが、このジャンルを地道にやると何時の事になるか先が不明でしたが、相互リンクしていただいている『いがのフィールドノート』の五十嵐氏の好意により網地島での探鳥会(*)で確認された種に、私の確認した小数の種を加えて編集いたしました。

(*)観察日：1998/**/**、1999/03/20〜/21、2000/02/11〜/13、2001/03/03〜/04、2001/03/11、2002/02/09〜/10
(*)科別分類は『山渓カラー名鑑　日本の野鳥』を参考にしました。

（注）上記の経緯で編集作成しましたので無断で複製・転載する事は禁止させていただきます。