うに漁                                                                              


ウニの解禁時期は6月から8月までの3ヶ月間ですが、毎日採っていい訳ではなくその中の決められた数日間でしか採ることが出来なません。

 漁法として長渡側はウエットスーツをつけて潜る方法で、網地側は船の上から箱めがねを使って海中を覗き見、竹ざおの先に付けたカギや網でウニを取上げる方法。ただし、網地側でもウエットスーツを着けなければ潜ってとってもいい事になっています。 
 ウニを採る時は何処から取っても同じではなく、主に海藻を食べるので海藻の多い場所にいるウニは身入りが良く、海藻が少ない場所のウニは身入りが少なかったり旨みが弱くなったりするので、採ろうとする場所では始めの数個を割って中を確かめてから始めます。

 採ったウニは網地側では殻のままでも買い取られますが、身を取り出して塩ウニにも加工します。加工の際に身と内臓を分ける作業をしますが、この時に真水に身を入れると溶け出しますので海水か岩塩で作った塩水を使います。生きている時の殻の中は海水で満たされていますので、海水を使えば当然溶けないはずです。
 ですから殆どの家庭では海水を汲みやすいようにウニ剥きの仕事は浜の近くでするのでウニ口開けが有った日は浜の近くに仮設作業場が出来ますが、丁度この時期は暑い時期なので陽射しを避ける日よけが並んで張られますが、この風景は夏の訪れとともにやってくる初夏の風物です。ちなみにウニは雌雄別ですが私達が食べる黄色い身の部分は両方の生殖巣の部分です。